生コンとは、生コンクリートのことで、凝固する前のコンクリートです。
レディーミクストコンクリート(ready-mixed concrete)略してレミコン、フレッシュコンクリートなどとも呼ばれます。
生コンは建設現場ではなく、基本的に工場(バッチャープラント)で生産され、トラックミキサ(アジテータートラック、レディーミクストコンクリート運搬車)によって現場に運ばれます。京央で取り扱うのも主に、この生コンです。
国土交通省の「総合技術開発プロジェクト」によると、コンクリートは混入する水を50%以下まで減らし、鉄筋のかぶり厚を十分に取り、収縮や凍結を抑制する添加剤を加えることで、半永久的(500年以上)の耐久性を確保することが可能な、現在最も優れた建築資材の一つとされています。
建築物、道路、ダム、高架橋、トンネル、港湾設備と幅広い用途で使用されているのはご存知の通りです。
近年、建造物の耐久度偽装などで、建造物に使用されたコンクリート品質について、加水による現場練りなどで低品質のコンクリート(通称「シャブコン」)を故意に使用した問題が話題になりました。
それを受けて、国土交通省では「レディーミクストコンクリートの品質確保について」の国官技第 185号の運用について定め、各地方整備局等にその内容を通達。1日当たりのコンクリート使用量が100m以上の工事及び重要構造物では、生コンの単位水量を測定することになりました。製造される生コン自体にもJIS(日本工業規格)のJIS A5308で規定があります。
このように、厳しい規定の中、業者によるコンクリートの品質維持は必須となっています。
京央は、これらの規定をクリアした該当する高品質の生コンを製造・販売する業者です。
JIS A5308の認定工場の認可を受けているのも、その品質の証となっています。